ブロガーのみなさん、コメント欄をしっかり活用していますか?
書き手→読み手という一方通行のブログにおいて、コメント欄は読者と交流・意見交換ができる貴重なスペースです。中には記事を投稿するたびに「どんなコメントが来るかな~!」とワクワクしながら管理画面をF5しまくってる初心者の方もいるかもしれませんね!
まぁそんなスペース必要ねぇよってことで、僕はブログからコメント欄を撤去しました。
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2chまとめブログや身内向けに書いているブログじゃない限り、どんなにPVが伸びてもコメントなんてほとんど来ません。どんな人気ブログでも、せいぜい1記事に1~2件くらいじゃないでしょうか?
そんなスッカスカのコメント欄を見ても虚しくなるだけです。
「参考になりました!」的なコメントなら返信せずにスルーしても問題ありませんが、技術系のネタを扱った記事だと「◯◯の場合はどうすればいいですか?」的な質問コメントが来ることがあります。
正直、質問全部に答えるとかめちゃくちゃ面倒です。しかも返信しないとイメージが悪くなるというオマケ付き。頼むからコメントする前に他のサイトを当たってくれ。ググればだいたい分かるから。
マメな人なら問題ないのかもしれませんが、僕には無理でした。
これは言うまでもないですね。
ただ、誹謗中傷コメントが付くのはある程度知名度のあるブロガーの書いた記事や過激な記事くらいなので、フツーの記事を書いてる小さなブログが狙われることは少ないと思います。もちろん可能性はゼロじゃないけどね?
コメントを承認制にすれば済む話でもありますが、毎回コメントを確認して承認するのも面倒だし、ちょっと叩かれたくらいでコメントを非承認にするのも負けた気がするから却下。
使っているコメントシステムによっては、ページの読み込み時間に影響を及ぼします。
WordPressで構築されたブログでよく採用されているDISQUSやFacebookコメントは、特に重たいイメージがあります。うちは以前Facebookコメントを使っていたんですが、非同期で読み込ませようが何しようが重かったです。F◯ck。
記事に訪れたユーザーにとって、ほとんど使われていないコメント欄とページの表示速度、どちらが大切でしょうか?
読者とワイワイ交流したいなら、自分のTwitterアカウントをフォローするように誘導したほうが圧倒的に便利です。実際、ブロガーやYouTuberのほとんどが、ファンとの交流にTwitterを利用しています。
記事に関する意見や感想など、”読者の声”というのは今後の運営スタイルにも関わる重要なデータです。
その”読者の声”を集めるのに最も適しているのはコメント欄でしょうか?いいえ、ツイートボタンやはてブボタンを置いておくほうが確実に集まります。ついでに外部からの流入が増えてPVの底上げにも繋がるので2度美味しい。
まぁ今どきソーシャルボタンを置いていないブログは少ないと思いますが、もし置いてないなら絶対に置いたほうがいいです。あと、出来れば見た目もデフォルトのボタンではなく、オリジナルのものを用意して目立たせたいところ。
コメント欄を閉鎖するなら、お問い合わせページだけは必ず作っておきましょう。なぜかって言うと、Twitterアカウントを持っていない人からの声を拾うためです。
実際、お問い合わせフォームからそんなメールが届くことなんてほとんど無いんですが、僕は1度だけこんなメールをいただいたことがあります。
ブログの記事、いつも楽しく読ませてもらっています!僕は@Leoさんが◯◯について書いた記事が好きなので、今度◯◯についても取り上げてほしいです!これからも更新頑張ってください!
もう何年も前の話ですが、クソ嬉しかった記憶があります。
こういうモチベーションが爆上がりするサプライズもありますし、お問い合わせフォームは必ず設置することをオススメします。WordPressならContact Form 7が主流ですね。
ここまで読んでくれた人には”コメント欄が必要ない理由”が伝わったと思いますが、もしあなたが炎上ブロガーならコメント欄は残すべきです。
賛否の分かれる繊細なテーマを扱った記事や、事実確認をしていない飛ばし記事などを積極的に投稿し、意図的にブログを炎上させる≒バズらせることによりPVを稼ぐ貪欲なブロガー。アンチも多くなるが、熱狂的な信者も獲得しやすい。
僕も何度か10万PV/日レベルの炎上を別の運営ブログで経験したことがあるんですが、コメント欄がカオスになって大変面白うございました。このタイプのバズが起こると、自分が何もしなくてもコメント欄で「正義vs悪」みたいな派閥が生まれて勝手に盛り上がってPVが伸びます。
ちなみに僕は「炎上によって得たPVに価値など無い!」みたいな綺麗事は言わないです。実際、炎上が沈静化した後もPVめっちゃ底上げされてたからね。悪目立ちといえばそれまでですが、どんな理由であれ目立ったもん勝ちなのがインターネットです。
以上。